英語を本気でモノにするスピーチ朗唱法 Barack Obama The Audacity Of Hope編  Part1

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Cover of the book 英語を本気でモノにするスピーチ朗唱法 Barack Obama The Audacity Of Hope編  Part1 by 石渡 誠, プチ・レトル
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Author: 石渡 誠 ISBN: 9784907278045
Publisher: プチ・レトル Publication: April 20, 2013
Imprint: Language: Japanese
Author: 石渡 誠
ISBN: 9784907278045
Publisher: プチ・レトル
Publication: April 20, 2013
Imprint:
Language: Japanese

【内容紹介】

英語を本気でモノにしたい方のための、効果的なインプット学習ができる「朗唱」という英語学習法を紹介するトレーニングブックです。

本書をただ読むだけでなく、1ページずつ実際に音声を聞いたり口に出しながら実践していくことで、「英語脳」作りが促進され、英語を話せるようになるだけでなく、リスニング、リーディング、ライティングの力も向上します。

本書では、オバマがアメリカ全土で一躍有名になった、2004年の民主党党大会での基調演説(The Audacity of Hope)を題材に、「朗唱」を完成させていくまでのステップを細かく紹介し、本書を使って実際に「朗唱」の練習を進められるようにしました。

これまで、この有名なスピーチを題材にして、内容の解説をしたり、音読や発音練習を薦めるような本は他にも幾多ありましたが、スピーチの「朗唱」を完成させることを目的として、発音練習のポイント、使われているフレーズやスピーチ・テクニックの紹介、そしてスピーチ自体の内容の解説までを網羅した本は、本書が初です。

全部で16分ほどのスピーチを5つのパートに分けており、本書はパート1として、最初の3分間をとりあげています。今後、約2ヶ月毎に、新たなパートを出す予定ですので、その間にパート1の朗唱を完成させるつもりで、本書を徹底的に使って、実践練習に取り組んでみてください。

※「朗唱」とは
単なる暗記や音読とは違い、英語をまず音として味わい、英語を英語のまま捉えるもの、そしてスピーチの背景や、話し手の気持ちも考えながら、何度も繰り返し声に出して練習することにより、スピーチそのものの奥深さを味わうものです。このような練習を行うことにより、「英語が感じられて、英語で考えることができるようになる」という効果があります。

【目次】

1.世界を変えた名スピーチによる英語学習
2.The Audacity of Hopeの紹介
3. スピーチを使った英語の朗唱学習法
4. 実践練習 [Paragraph1]
5. 実践練習 [Paragraph2]
6. 実践練習 [Paragraph3]
7. 実践練習 [Paragraph4]
8. 実践練習 [Paragraph5]
9.実践練習 [Part1全体]
10.実践練習応用編:「オバマ・スタイル・スピーチ」を作ってみよう

【まえがき】

私の前著「英語を本気でモノにするための学習法」で、有名なスピーチを使った「朗唱」という英語学習法をご紹介したところ、多くの方々から、「もう少し具体的に朗唱の練習方法を紹介したテキストが欲しい」という声をいただきました。

そこで、今回は、オバマがアメリカ全土で一躍有名になった、2004年の民主党党大会での基調演説を題材に、「朗唱」の実践方法を具体的に紹介させていただきます。

これまで、この有名なスピーチを題材にして、内容の解説をしたり、音読や発音練習を薦めるような本は他にも幾多ありましたが、スピーチの「朗唱」を完成させることを目的として、発音練習のポイント、使われているフレーズやスピーチ・テクニックの紹介、そしてスピーチ自体の内容の解説までを網羅した本は、おそらく本書が初だろうと思います。

スピーチの「朗唱」は、単なる丸暗記とは違い、その言葉の裏にあるものも含めて、ありとあらゆるものを頭と心で理解して、自分なりの伝え方を学びながら言葉を習得していくプロセスです。意味が明確でない言葉に、まずは「音」として触れ、それを何度も意識して口にしていく中で、意味が正確に把握されて、自分のものになっていきます。そして、朗唱を行うことで、英語を話せるようになるだけでなく、リスニング、リーディング、ライティングの力も向上します。なぜなら、朗唱は、「英語脳」作りを促進し、英語総合力を強化してくれるものだからです。

中でも強くお勧めしたいのが、世界を変えたような名演説の朗唱です。英語学習者にとって、こうしたスピーチの練習はピアノの練習でクラシックを弾くのと同じような、とても大切な練習なのです。バッハ、モーツアルト、ショパンなどの音楽に相当するものが、リンカーン、キング、ケネディ、オバマのスピーチだと考えてください。

本書では、朗唱を完成させていくまでのステップを、細かく分けて書いています。順番に従って忠実に練習を重ねてください。必ず最初から最後まで、自信を持って朗唱ができるようになります。また、単なる暗記や音読との違いも、効果とともに実感いただけるはずです。

また、朗唱する過程で学べることの一つが、英語のロジックや構成力です。言うまでもありませんが、このスピーチはその点でも強力なお手本になります。それをしっかりと学べるように、16分ほどのスピーチを5つのパートに分けました。

まず本書は、パート1として、最初の3分間を題材にしています。本文で細かく解説していきますが、この3分間で見事な自己紹介をしています。そして、実は自分を紹介しながらも、アメリカの国としての素晴らしさを紹介することで、聴衆の共鳴・共感を呼びおこしています。自己紹介の仕方だけでなく、感動を呼ぶ3分間スピーチとしても、大変お手本になる部分です。なので、本書の最後には、実践練習応用編として「オバマ・スタイル・スピーチ」作りに挑戦するコーナーも設けてあります。

今後、約2ヶ月毎に、新たなパートを出す予定です。焦らずに、一つのパートの朗唱を最低2ヶ月くらいはかけて完成させるつもりで、実践練習を進めていってください。さらっと読み飛ばすと1日で読めてしまうと思いますが、ただ読み進める本ではありません。1ページずつ実際に練習を重ねていき、実力を伸ばしていくための本です。

一つの大切なゴールとしては、実践練習を通じて、「英語が感じられて、英語で考えることができるようになること」もあります。そのため、あえて全文和訳は載せていません。前著の「英語を本気でモノにするための学習法」でも述べましたが、英語を日本語に「解釈」した段階で、著者の意図やニュアンスは伝わりにくくなります。英語を原文でそのまま感じ取れるようになることが、重要なのです。最初は意味が気になって、すぐに英和辞典で調べたくなるかもしれませんが、そこを我慢して、朗唱の練習を続けてみてください。要所要所で、語句の意味や使い方について、直訳ではなくニュアンスが掴めるような日本語の解説もいれてあります。なので、本書の順番に従って練習していくと、徐々に意味も深くわかり、必ず、英語の語感を感じられるようになっていきます。

私が代表を務める英語学校FORWARDでも、定期的に朗唱大会を行なっていますが、朗唱の練習を通じた生徒の英語力向上の効果は計り知れません。最初の英語レベルがどんなに低くても、朗唱の練習を着実にしていくと、英語らしい正しい発音、抑揚、アクセントなどが身についていきます。また、人前で朗唱の実践を重ねていくと、英語力が向上するだけでなく、アイコンタクトなど観客との関係づくりができるようになる、間が取れるようになる、声の調子やボリュームのバラエティが増える、話すときの表情が豊かになる、など、スピーチそのもののスキルも一緒に上がっていきます。

ぜひ、本書を徹底的に使って、英語を本気でモノにするための実践練習を始めてみてください。

出版日:2013/4/20

最終更新日:2014/2/16

DRM:なし

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【内容紹介】

英語を本気でモノにしたい方のための、効果的なインプット学習ができる「朗唱」という英語学習法を紹介するトレーニングブックです。

本書をただ読むだけでなく、1ページずつ実際に音声を聞いたり口に出しながら実践していくことで、「英語脳」作りが促進され、英語を話せるようになるだけでなく、リスニング、リーディング、ライティングの力も向上します。

本書では、オバマがアメリカ全土で一躍有名になった、2004年の民主党党大会での基調演説(The Audacity of Hope)を題材に、「朗唱」を完成させていくまでのステップを細かく紹介し、本書を使って実際に「朗唱」の練習を進められるようにしました。

これまで、この有名なスピーチを題材にして、内容の解説をしたり、音読や発音練習を薦めるような本は他にも幾多ありましたが、スピーチの「朗唱」を完成させることを目的として、発音練習のポイント、使われているフレーズやスピーチ・テクニックの紹介、そしてスピーチ自体の内容の解説までを網羅した本は、本書が初です。

全部で16分ほどのスピーチを5つのパートに分けており、本書はパート1として、最初の3分間をとりあげています。今後、約2ヶ月毎に、新たなパートを出す予定ですので、その間にパート1の朗唱を完成させるつもりで、本書を徹底的に使って、実践練習に取り組んでみてください。

※「朗唱」とは
単なる暗記や音読とは違い、英語をまず音として味わい、英語を英語のまま捉えるもの、そしてスピーチの背景や、話し手の気持ちも考えながら、何度も繰り返し声に出して練習することにより、スピーチそのものの奥深さを味わうものです。このような練習を行うことにより、「英語が感じられて、英語で考えることができるようになる」という効果があります。

【目次】

1.世界を変えた名スピーチによる英語学習
2.The Audacity of Hopeの紹介
3. スピーチを使った英語の朗唱学習法
4. 実践練習 [Paragraph1]
5. 実践練習 [Paragraph2]
6. 実践練習 [Paragraph3]
7. 実践練習 [Paragraph4]
8. 実践練習 [Paragraph5]
9.実践練習 [Part1全体]
10.実践練習応用編:「オバマ・スタイル・スピーチ」を作ってみよう

【まえがき】

私の前著「英語を本気でモノにするための学習法」で、有名なスピーチを使った「朗唱」という英語学習法をご紹介したところ、多くの方々から、「もう少し具体的に朗唱の練習方法を紹介したテキストが欲しい」という声をいただきました。

そこで、今回は、オバマがアメリカ全土で一躍有名になった、2004年の民主党党大会での基調演説を題材に、「朗唱」の実践方法を具体的に紹介させていただきます。

これまで、この有名なスピーチを題材にして、内容の解説をしたり、音読や発音練習を薦めるような本は他にも幾多ありましたが、スピーチの「朗唱」を完成させることを目的として、発音練習のポイント、使われているフレーズやスピーチ・テクニックの紹介、そしてスピーチ自体の内容の解説までを網羅した本は、おそらく本書が初だろうと思います。

スピーチの「朗唱」は、単なる丸暗記とは違い、その言葉の裏にあるものも含めて、ありとあらゆるものを頭と心で理解して、自分なりの伝え方を学びながら言葉を習得していくプロセスです。意味が明確でない言葉に、まずは「音」として触れ、それを何度も意識して口にしていく中で、意味が正確に把握されて、自分のものになっていきます。そして、朗唱を行うことで、英語を話せるようになるだけでなく、リスニング、リーディング、ライティングの力も向上します。なぜなら、朗唱は、「英語脳」作りを促進し、英語総合力を強化してくれるものだからです。

中でも強くお勧めしたいのが、世界を変えたような名演説の朗唱です。英語学習者にとって、こうしたスピーチの練習はピアノの練習でクラシックを弾くのと同じような、とても大切な練習なのです。バッハ、モーツアルト、ショパンなどの音楽に相当するものが、リンカーン、キング、ケネディ、オバマのスピーチだと考えてください。

本書では、朗唱を完成させていくまでのステップを、細かく分けて書いています。順番に従って忠実に練習を重ねてください。必ず最初から最後まで、自信を持って朗唱ができるようになります。また、単なる暗記や音読との違いも、効果とともに実感いただけるはずです。

また、朗唱する過程で学べることの一つが、英語のロジックや構成力です。言うまでもありませんが、このスピーチはその点でも強力なお手本になります。それをしっかりと学べるように、16分ほどのスピーチを5つのパートに分けました。

まず本書は、パート1として、最初の3分間を題材にしています。本文で細かく解説していきますが、この3分間で見事な自己紹介をしています。そして、実は自分を紹介しながらも、アメリカの国としての素晴らしさを紹介することで、聴衆の共鳴・共感を呼びおこしています。自己紹介の仕方だけでなく、感動を呼ぶ3分間スピーチとしても、大変お手本になる部分です。なので、本書の最後には、実践練習応用編として「オバマ・スタイル・スピーチ」作りに挑戦するコーナーも設けてあります。

今後、約2ヶ月毎に、新たなパートを出す予定です。焦らずに、一つのパートの朗唱を最低2ヶ月くらいはかけて完成させるつもりで、実践練習を進めていってください。さらっと読み飛ばすと1日で読めてしまうと思いますが、ただ読み進める本ではありません。1ページずつ実際に練習を重ねていき、実力を伸ばしていくための本です。

一つの大切なゴールとしては、実践練習を通じて、「英語が感じられて、英語で考えることができるようになること」もあります。そのため、あえて全文和訳は載せていません。前著の「英語を本気でモノにするための学習法」でも述べましたが、英語を日本語に「解釈」した段階で、著者の意図やニュアンスは伝わりにくくなります。英語を原文でそのまま感じ取れるようになることが、重要なのです。最初は意味が気になって、すぐに英和辞典で調べたくなるかもしれませんが、そこを我慢して、朗唱の練習を続けてみてください。要所要所で、語句の意味や使い方について、直訳ではなくニュアンスが掴めるような日本語の解説もいれてあります。なので、本書の順番に従って練習していくと、徐々に意味も深くわかり、必ず、英語の語感を感じられるようになっていきます。

私が代表を務める英語学校FORWARDでも、定期的に朗唱大会を行なっていますが、朗唱の練習を通じた生徒の英語力向上の効果は計り知れません。最初の英語レベルがどんなに低くても、朗唱の練習を着実にしていくと、英語らしい正しい発音、抑揚、アクセントなどが身についていきます。また、人前で朗唱の実践を重ねていくと、英語力が向上するだけでなく、アイコンタクトなど観客との関係づくりができるようになる、間が取れるようになる、声の調子やボリュームのバラエティが増える、話すときの表情が豊かになる、など、スピーチそのもののスキルも一緒に上がっていきます。

ぜひ、本書を徹底的に使って、英語を本気でモノにするための実践練習を始めてみてください。

出版日:2013/4/20

最終更新日:2014/2/16

DRM:なし

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